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「魂の殺人」性犯罪、通報や相談遅れる被害者

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 「魂の殺人」ともいわれる性犯罪は、被害者が心に深い傷を負い、被害を申告できないケースも多い。警察庁が今年1月にインターネットを通じて犯罪被害者を対象に行った調査では、初めての性犯罪被害を誰にも相談しなかったと回答した人は52・1%。「他人に知られたくなかった」という理由が最も多かった。

 被害から通報・相談までに要した時間では、約4割が1時間以内と回答したが、1週間以上だったケースも13・6%あった。

 大阪府松原市の阪南中央病院で、24時間態勢で被害者からの相談に応じているNPO「性暴力救援センター・大阪SACHICO」の加藤治子代表は、「性被害者自身が『私も悪かった』と思い込み、通報や相談が遅れるケースがある」と分析する。

 内閣府は各都道府県に、産婦人科医療やカウンセリング、法律相談などの専門機関とも連携してサポートにあたるワンストップ支援センターを設置。各都道府県警も性犯罪被害の相談窓口を設けており、全国どこからかけても、発信地を管轄する都道府県警の窓口につながる短縮ダイヤル「#8103」も運用している。

 医療機関と連携する支援センターで性被害の証拠を保全できる場合もあり、加藤代表は「直接警察に言いづらいときは、支援センターに被害を訴えることも考えてほしい」と話している。

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