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いじめなどLINE相談効果 和歌山市教委「生徒利用しやすい」

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LINEのロゴ(ロイター)
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 和歌山市教委は、無料通信アプリ「LINE」を使って中学生を対象に実施したいじめなどの相談窓口の結果をまとめた。相談件数は期間中99件に上り、市の相談窓口に昨年度寄せられた電話相談の4件と比べて大幅に増加。進路などに関する相談も多く、市教委は来年1月から再開する相談の日数延長を決めた。担当者は「生徒が利用しやすいLINEを使ったことが相談件数の増加につながったのでは」とみている。

 LINEによる相談窓口は、スマートフォンなどで専用のQRコードを読み込み、友達登録すると専門カウンセラーと相談できる。緊急性がある場合は、市教委を通じて警察や児童相談所に連絡する。

 市教委は生徒7280人を対象に文書を配るなどして案内し、8月16日~9月17日の午後5~9時に相談を実施。8月の最終週からは土曜の夜も対応した。

 期間中の友達登録数は161人で、実際の相談者は43人。対応件数は99件。内訳の割合は、友達関係20・2%▽家庭事情15・1%▽心身の健康・保健14・1%-など。いじめに関する相談は4・0%だった。

 市教委は、こども総合支援センター(073・402・7831)で平日午前9時~午後9時、電話相談も受け付けている。昨年度の相談件数397件中、子供からの相談は4件で、大半が保護者からだった。

 担当者は「子供は状況を聞いてもらうだけでも心の安定につながる。直接相談を受ければ、的確な状況把握やアドバイスができる。LINE相談は非常に効果が高い」としている。

 市教委は、今後進路に関する相談の増加も予想されるため、当初は来年1月4~22日に予定していた次回相談を2月16日まで延長する。担当者は「匿名での相談も可能なので、どんな悩みでも気軽に寄せてほしい」と呼びかけている。

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