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死刑の2人、相場師ら殺害「現金獲得のため計画的犯行」

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死刑囚2人の刑執行について記者会見に臨む山下法相=27日午前、法務省
死刑囚2人の刑執行について記者会見に臨む山下法相=27日午前、法務省

 昭和63年1月、投資顧問会社「コスモ・リサーチ」社長を拉致して1億円を奪い、社員とともに殺害、京都府内の山林に埋めたとする強盗殺人などで死刑が確定していた岡本(旧姓・河村)啓三(60)、末森博也(67)の両死刑囚に27日、刑が執行された。2人は殺害を否認し、公判では死刑の違憲性も訴えていた。だが、裁判所は供述の信用性などを否定して計画的犯行だったと認定、死刑が確定していた。

 確定判決によると、両死刑囚らは、63年1月、大物相場師で投資顧問会社社長の見学和雄さん=当時(43)=から1億円を奪い、同社員=同(23)=とともに大阪市内のマンションで絞殺、コンクリート詰めにして京都府南山城村の山林に埋めた。

 1審大阪地裁判決は平成7年3月、求刑通り死刑を宣告。11年3月の2審大阪高裁判決も控訴を棄却した。両死刑囚はともに「当初から殺害する意図はなかった」などと主張。死刑の違憲性を訴えて控訴したが、裁判長は「犯行前から殺害計画を立てていたことは明らかで、被告の供述は信用できない」と述べて両死刑囚の訴えを退けた。

 16年9月には最高裁第2小法廷が死刑の1、2審判決を支持、上告を棄却した。判決理由で裁判長は「多額の現金獲得をもくろんだ計画的犯行で、冷酷、非情、残忍だ」と指摘。「犯行に積極的に関与して重要な役割を果たしており、死刑とした判断を是認せざるを得ない」と述べていた。

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