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ここまできたAI「新時代のおもてなし」 奈良で実証実験

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AIを活用したチャット形式の観光案内「奈良ガイドボット」=奈良市の近鉄奈良駅
AIを活用したチャット形式の観光案内「奈良ガイドボット」=奈良市の近鉄奈良駅

 ガイドブックに掲載されている大仏の写真をスマートフォンで送信すると東大寺の情報が画面上に現れ、進行方向にスマホをかざすと目的地までのルートが現実の風景の中にカーペットのように表示される-。近鉄などは増加する訪日外国人客(インバウンド)に対応しようと、AI(人工知能)とAR(拡張現実)を活用した観光案内の導入を目指しており、近鉄奈良駅(奈良市)で7月と11月に実証実験を行った。冒頭はその様子で、スマホを使った案内は言葉や地理が分からない外国人に好評だった。最先端のテクノロジーを駆使し、古都・奈良をおもてなしする時代がそこまで来ている。(藤木祥平)

増加する訪日外国人客

 奈良観光の玄関口、近鉄奈良駅。駅構内にはさまざまな言語が飛び交い、改札口付近では駅員が身ぶり手ぶりを交えて訪日外国人客を案内している。今やすっかり日常の光景だ。

 市観光戦略課によると、昨年1年間に奈良市を訪れた観光客は、前年比約5%増の約1631万人。このうち外国人は199万人に上り、4年連続で過去最多を更新した。

 訪日外国人向けIC乗車券「関西ワンパス」(KANSAI ONE PASS)の分析結果を見ると、昨年4~12月、奈良への訪問客数は前年比約3・4倍の4万8千人を数えた。近鉄を利用する外国人観光客数もここ2年で約1・5倍に。増加するインバウンドにいかに対応するかが、重要な課題となっている。

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