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スペインの至宝・イニエスタの神戸入団がもたらした効果

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J1神戸のイニエスタ=7月、ノエビアスタジアム神戸(二星昭子撮影)
J1神戸のイニエスタ=7月、ノエビアスタジアム神戸(二星昭子撮影)

 サッカーの世界的MF、アンドレス・イニエスタ(34)の加入で話題を集めたJリーグの神戸が今オフ、空前の大型補強を進めている。イニエスタとスペイン代表や名門クラブのバルセロナで同僚だったFWダビド・ビジャ(37)や、元日本代表MFの山口蛍(28)らを獲得。日本版の銀河系軍団が形成されようとしている。(上阪正人)

 友達のそばで

 12月1日の今季最終戦後にノエビアスタジアム神戸で行われた入団会見。ビジャは「友達のそばで、チームを強くする手伝いができることに魅力を感じた」とイニエスタの存在が神戸移籍の決め手となったことを明かした。2人はスペイン代表やバルセロナで活躍。2008年の欧州選手権や10年のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会でチームを優勝に導いた仲間だ。

 神戸には14年W杯ブラジル大会を制した元ドイツ代表FWのルーカス・ポドルスキ(33)も在籍。世界トップ級の攻撃的選手が3人そろい、神戸の会長でもある楽天の三木谷浩史会長兼社長は「強いだけでなく、観客を魅了するサッカーをしたい」と力を込める。さらに、ボール奪取や献身的な守りに定評がある山口らの加入で、守備の立て直しも図っている。

 広がるイニエスタ効果

 経済効果に詳しい関西大学の宮本勝浩名誉教授はイニエスタの加入による関西圏の効果を約80億円と試算。全国では約100億円の効果があるとしている。

 実際、J1の18チーム中10位に終わった神戸だが、ホーム試合の入場者数はクラブ史上最高を記録。加入前は1試合平均1万7170人と昨季並みだったが、加入後は2万4752人。8月以降は全試合でチケットが完売した。アウェー試合でもイニエスタの巧みなプレーを見ようと多くの観客が詰めかけた。

 また、スタジアムのグッズ売り場では、イニエスタの背番号8が入ったレプリカユニホームが飛ぶように売れ、神戸の松原健太郎広報部長は「売り上げは3倍から4倍」と手応えを口にする。イニエスタは世界中で約7400万のSNSフォロワー数を誇る。その発信力もあり、神戸の公式アカウントは海外のフォロワー数が急増している。

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