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ワインのように…ティーペアリング協会が目指す茶文化

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フランス料理とお茶のペアリングの一例(MAVO提供)
フランス料理とお茶のペアリングの一例(MAVO提供)

 ワインのように、コース料理の一皿ごとに異なる種類の日本茶をペアリングする文化を広めようと今年、「日本ティーペアリング協会」が設立された。中心となるのは、約5年前からフランス料理と日本茶のペアリングを研究し続ける京都の料理人、西村勉さん(46)。ワインにおけるソムリエのように、あらゆる料理に日本茶を合わせるスペシャリスト「茶師(ティーアーティスト)」の養成を担い、日本茶の文化を国内外に発信する。(加納裕子)

 ■華麗に“日本のロマネ・コンティ”…

 赤や黄、緑…。ワイングラスの中で美しく透き通る飲み物は、実はお茶。西村さんがオーナーシェフを務めるフランス料理店「MAVO(マヴォ)」(京都市東山区)では平成26年7月のオープン以来、一皿ごとに最適なお茶を組み合わせる「ティーペアリング」を続けてきた。

 同店のペアリングコースは、京都・宇治産の最高級の抹茶から始まる。その後、玄米茶やほうじ茶など、さまざまな日本のお茶に十種類以上のスパイスやドライフルーツを組み合わせたオリジナルのお茶がワイングラスに入れられ、一皿ごとに運ばれる。客はフランス料理の味わいをさらに引き立てる日本のお茶の持つ可能性に驚き、感動するという。

 「ワインのペアリングを楽しみたくても、アルコールが苦手な人は飲めない。肩身が狭かったと思うのですが、ティーペアリングを頼めば、お酒を飲めない人も、テーブルの『主役』になれます。ワインを飲んでいる人が『そのお茶、おいしそう。飲ませて』と頼んでくるかもしれませんよ」。西村さんは語る。

 そもそも西村さんがティーペアリングを生み出したきっかけは、玉露を初めて飲んだときの味わいの深さへの驚きだった。「温かくても冷たくても味わいがある。渋みやうまみ、コク、苦み…。お茶は世界中にあるが、ここまで味わいのあるお茶は珍しい。日本のお茶に含まれるうまみ成分の研究を始めました」

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