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アスベスト訴訟、車整備工が和解 大阪地裁

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 大阪府内の自動車整備工場でアスベスト(石綿)による健康被害を受けたとして、元労働者の平井信好(のぶよし)さん(75)=同府茨木市=が国に損害賠償を求めた訴訟が大阪地裁で和解したと、大阪アスベスト弁護団が18日発表した。国が平井さんに1265万円を支払う。和解は11月30日付。

 国の賠償責任を認めた平成26年の泉南アスベスト訴訟の最高裁判決を受け、国は裁判を起こしてもらった上で和解する手続きを進めている。厚生労働省は昨年10月以降、元労働者らに国賠訴訟を促す個別の通知を送付しており、平井さんも通知を受け取っていた。

 弁護団によると、自動車整備をしていた元労働者の和解成立は初めて。平井さんは昭和37~52年、府内の複数の事業所で自動車整備に従事し、平成26年に肺がんを発症した。ブレーキやクラッチの部品を交換する際、部品に含まれる石綿を吸い込んだとみられる。

 平井さんは「しんどい思いをしてきたので、賠償が認められてよかった」とコメント。弁護団は「自動車整備をしていた人も和解の対象になる可能性がある」としている。

 弁護団は、アスベスト被害ホットライン(090・3273・0891、平日午前10時~午後6時)で相談を受け付けている。

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