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【取材の現場から2018】(5)阪大と京大で入試ミス

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会見の冒頭、謝罪する京都大学の北野正雄理事・副学長(中央)ら=2月、京都市左京区の京都大学(寺口純平撮影)
会見の冒頭、謝罪する京都大学の北野正雄理事・副学長(中央)ら=2月、京都市左京区の京都大学(寺口純平撮影)

 わずか1点が人生を左右する大学入試。公平公正が大前提であるべきだが、日本を代表する2つの国立大学で1~2月、過去の出題ミスが相次いで判明した。両大学は、誤って不合格としていた元受験生を追加合格させるなどの措置を取ったものの、すでに試験から1年近くが過ぎていた。

 1月6日に記者会見を開き、昨年2月に実施した物理の入試での出題・採点ミスを明らかにしたのは大阪大だ。誤りがあったのは壁に反射する音波などを測定する実験を想定した設問。出題文で条件が十分に示されず、阪大が想定した正解の他に正答が複数あった。阪大はこのミスで不合格としていた30人を追加合格とした。30人のうち、22人はすでに他大学に進み、残る8人は受験勉強を続けていた。

 受験生の人生を左右したミスそのものだけでなく、発覚に至る経緯も批判を招いた。

 阪大の調査によると、大学側は昨年6月以降、予備校講師など外部から複数回ミスに関する指摘を受けていたが、適切な対応を怠った。最終的にミスを認めたのは昨年12月だった。

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