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来春入試、関西受験生は安全志向か 「関関同立」は志願者減、「摂神追桃」は大幅増 河合塾分析

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河合塾の担当者らが、来春の受験の動向を解説した=12月8日、大阪市北区
河合塾の担当者らが、来春の受験の動向を解説した=12月8日、大阪市北区

 来春の関西地方の大学入試で、難関私大といわれる関西大、関学大、同志社、立命館大の「関関同立」の志願者が前年比91%と大きく減少していることが、 大手予備校の河合塾の分析でわかった。一方、摂南、神戸学院大、追手門学院大、桃山学院大の「摂神追桃」が同126%と大幅に増加。「例年に増して安全志向が強まっている」という。

 河合塾が行った「大学入試情報分析報告会」で明らかにされた。約31万人が参加した今年10月下旬の「第3回全国統一模擬試験(全統マーク模試)」の動向を分析した結果を報告。担当者が、全国的な動向と近畿地区の動向について説明した。報告会には、大阪を中心に高校の進路指導担当の教諭ら約100人が参加した。

■「摂神追桃」が大幅増

 近畿地区の私立大の志望者は約31万人で、前年比99%と前年並み。

 主要大学のグループ別でみると、難関私大といわれる関西大、関学大、同志社、立命館大の「関関同立」が前年比91%と大きく志望者を減らし、京産大、近畿大、甲南、龍谷大の「産近甲龍」が同103%、摂南、神戸学院大、追手門学院大、桃山学院大の「摂神追桃」が同126%と大幅に増加している。

 国が進める定員の厳格化により近年私学が難化したことを受けて、受験生が難関を避けている傾向がうかがえるという。

 担当者は「安全志向が強く、現役合格を主眼とした出願傾向がある」との見方を示した。

■京大狙えても阪大に?

 近畿地区の国公立大志望者は約3万8千人で、前年比98%の微減だった。

 前期入試の各大学の動向をみると、京大の志望者が前年比95%と減少し、阪大の志望者が同101%と増加。阪大では文系で志望者が増え、理系は平年並みだという。担当者は「本来京大を狙える学力の受験生が、阪大を志望校として考えている可能性がある」と説明した。

 また、神戸大・同98%、大阪市大・同98%、大阪府立大・同99%であるのに対し、滋賀大・同116%、滋賀県立大・同114%、京都府立大・同104%、奈良女子大・同122%と志望者が増加している。

 国公立志望者でも、神戸大や大阪市大の志願者が、私立の併願校として、関関同立だけでなく、産近甲龍の受験も考えている受験生が多いのも今回の特徴だという。

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