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香川の「大野豆」復活へ 高松で講座開講、商品サンプルも

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大野豆の生産復活に取り組む「大野豆プロジェクト」の生嶋さんが参加者らに現状や課題などを説明した=高松市(塩田真里撮影)
大野豆の生産復活に取り組む「大野豆プロジェクト」の生嶋さんが参加者らに現状や課題などを説明した=高松市(塩田真里撮影)

 かつて「大野豆」の愛称で親しまれていた「讃岐長さや空豆」の生産復活に向けた取り組みなどを伝える講座が、高松市片原町の市生涯学習センターで開かれた。

 コミュニティセンターとの連携事業の一つとして、また地元の伝統野菜を知ってもらおうと、高松市教委が主催。講師は大野地区のコミュニティ協議会が中心となって平成25年に発足した「大野豆プロジェクト」の事務局長を務める生嶋暹さん(71)。

 「讃岐長さや空豆」は1粒の長径が約17ミリ、重さは約1・5グラムほどで、1さやに6~7粒ほど入る。大粒の一般的な「一寸空豆」と比べて甘みがあるという。主に香川町大野地区で栽培が盛んだったが、農家の減少や栽培に手作業が多いことなどから徐々に減少。昭和30年ごろには「一寸空豆」に押され、ほとんど生産されなくなっていたという。

 講座には市内から16人が参加。大野豆の起源や復活に向けた活動と成果、地域企業との連携、地産地消の推進、今後の課題などについて、商品サンプルや画像などを交えながら学んだ。

 生嶋さんは「まだまだ課題は多いが、着実に地域に浸透してきている。これからも大野豆の継承に取り組んでいきたい」と話した。

 参加した高松市の60代の主婦は「名前も知らなかったが、子供の頃に見た気がする。きちんと種を残してくれていた人がいて良かった」と話した。

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