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上杉謙信の愛刀 岡山・瀬戸内市が返礼品公開し、寄付金集めテコ入れ

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備前長船刀剣博物館で公開している山鳥毛の写し(通常はケース内に収納)=岡山県瀬戸内市
備前長船刀剣博物館で公開している山鳥毛の写し(通常はケース内に収納)=岡山県瀬戸内市

 戦国武将、上杉謙信の愛刀として知られる国宝の備前刀「太刀 無銘一文字(山鳥毛(さんちょうもう))」をクラウドファンディング(CF)型ふるさと納税で購入を目指している岡山県瀬戸内市は、主な返礼品を市営の備前長船刀剣博物館(同市長船町長船)で公開を開始した。CFの一部受付期間終了が目前に迫るなか、山鳥毛の「写し」など返礼品の魅力で来館者に対し、寄付への意欲向上を促す狙いだ。

 同館には返礼品約250点のうち21点を展示。ふるさと納税の返礼品について総務省は寄付額の30%以内としており、山鳥毛の写しは2880万円の寄付に対する864万円相当の代物。現代刀工で屈指の匠とされる大野義光氏(70)=東京=が仕上げた。

 圧巻は9千万円の寄付で用意した2700万円相当の外装付きの刀。全日本刀匠会長で広島県内を拠点とする三上貞直氏(63)が往年の人気漫画「子連れ狼(おおかみ)」の主人公・拝一刀(おがみいっとう)の刀を再現させたという。いずれも1点のみ。

 地元の刀匠作では山鳥毛の刃文に似せた柳刃など包丁3種類(寄付額7万~25万円)を展示。山鳥毛関連のグッズではクリアファイルやDVD、Tシャツ(同5千~2万円)なども数種類そろえた。

 市は備前刀である山鳥毛の「里帰りプロジェクト」として11月から購入費5億円のCFを開始したが、12月10日現在の寄付額は約9千万円。返礼品の魅力をアップさせようと、著名な備前焼作家(森陶岳氏ら)の作品も新たに加えた。

 返礼品の公開は一般寄付の受付期間である来年1月末まで。一方企業寄付は同3月末まで受け付ける。同市秘書広報課は「ふるさと納税は毎年12月下旬から一気に増えるので、その前にムードをピークに持っていきたい」としている。

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