PR

産経WEST 産経WEST

関大拠点の関西勢、フィギュア女子の勢力図を塗り替える

Messenger

 フィギュアスケート女子の今季グランプリ(GP)シリーズは、上位6人で争うGPファイナルで紀平(きひら)梨花(16)が、2010年バンクーバー五輪銀メダルの浅田真央さん以来13年ぶりとなるシニア初年度優勝の快挙を果たすなど、関西勢の活躍が際立った=別表。フィギュア女子の勢力図は、浅田さんらを輩出した東海地域(名古屋)から関西へと塗り替えられた。

 関西勢のうち紀平、宮原、白岩、本田の4選手は、ジュニア時代から関大を拠点に指導を行っている浜田美栄コーチ(59)に鍛えられた。

 特に成長が著しい紀平は、11月のNHK杯で大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を2度成功させてGP初出場優勝を飾るなど2連勝。世界のメディアから「スター誕生」などと注目を集めた。ファイナルでは同じ16歳の五輪女王、アリーナ・ザギトワ(ロシア)らを抑え、日本勢として浅田さん以来5年ぶりの頂点を勝ち取った。

 関大では浜田コーチのほか、1990年代後半の男子フィギュアを牽引(けんいん)した田村岳斗(やまと)コーチ(39)や、同コーチと覇を競った本田武史コーチ(37)らが指導。田村コーチは選手時代に4回転-3回転のコンビネーションジャンプを日本人として初めて公式戦で成功させており、浜田コーチが身体能力に優れた紀平の才能を見いだし、田村コーチともに開花させた。

 その躍進の舞台となったのが、関大が2006年に高槻キャンパス(大阪府高槻市)に総工費8億円以上をかけて完成させた「関西大学たかつきアイスアリーナ」だ。

 2000年代半ばの関大には、バンクーバー五輪銅メダルの高橋大輔や織田信成さん=現関大監督=らが所属していたが、練習拠点にしていた高槻市内の民間スケートリンクが閉鎖。当時、関大理事長だった森本靖一郎さん(86)=大阪府スケート連盟会長=が「一年を通して使えるリンクを」と建設を推し進めた。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ