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廃プラを炭素化し再利用 龍谷大と企業が新技術

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廃棄プラスチックから作った活性炭について説明する大木工藝の大木武彦社長(右)と龍谷大の青井芳史教授=3日、京都市左京区の京都大(南里咲撮影)
廃棄プラスチックから作った活性炭について説明する大木工藝の大木武彦社長(右)と龍谷大の青井芳史教授=3日、京都市左京区の京都大(南里咲撮影)

 廃棄プラスチックを炭素化し、エアコンのフィルターや壁紙へ応用することに成功したと、龍谷大と炭素素材製品の研究開発を行う大木工藝(大津市)が発表した。プラスチックごみによる海洋汚染などの問題が深刻化する中、プラごみの新たな活用策として期待される。

 ペットボトルのみから活性炭を作り出す技術はすでに実用化されているが、今回はペットボトルだけでなくプラスチックや樹脂も含む廃プラから炭や活性炭を作り出し、再利用する手法を確立した。

 プラスチックは炭素や水素、添加物でできているが、水蒸気を当てることで炭素以外の物質を除去する。こうして作られた活性炭を消臭剤や融雪材の製造に使用できるようになった。

 また、壁紙や保冷車に使われる同社の節電シートにこの活性炭を活用することで、熱伝導効率の向上やコストダウンにも成功。冷暖房効果を最大限に生かし、環境負荷を低減するシートの性能をより高めることにつながった。

 龍谷大の青井芳史教授は「廃棄物を付加価値の高い材料に変えて、新たな道をつくっていく」と話している。

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