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滋賀・甲賀市窓口に自動通訳機 74言語に対応

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自動通訳機を使って対応する市職員(左)=甲賀市役所
自動通訳機を使って対応する市職員(左)=甲賀市役所

 滋賀県甲賀市は11日、市内に住む外国人の利便性向上と業務の効率化を図るため、74言語に対応した自動通訳機の導入に向けた実証実験を始めた。市役所の総合案内などで来年3月20日まで行われ、スムーズに対応できるかなどを検証。効果を見極めたうえで早ければ来年度からの導入を見込んでいる。県内の自治体では初めての取り組みという。

 同市の住民に占める外国人の割合は約3・2%で、県内で3番目に高く、近年上昇傾向にある。国籍の多様化も進み、ポルトガル語を話すブラジル人以外にもベトナムなど東南アジア出身の住民も増えている。

 市によると、市役所には1日当たり平均約24・7件のポルトガル語での問い合わせがあるという。外国人労働者の受け入れ拡大に向けて在留資格を創設する改正出入国管理法が成立したことから、市はさらなる増加が見込まれる外国人住民に対応するため、自動通訳機の試験導入を決めた。

 自動通訳機は手のひらサイズの携帯型で、英語やポルトガル語、タイ語などの言語を選択して話しかけると、インターネットを通じて運営会社のサーバー上の辞書にアクセスして自動で翻訳する仕組み。例えば、窓口の職員が「何かお困りですか」と通訳機に日本語で話しかけると指定した外国語に翻訳、自動通訳機の画面に日本語と外国語の両方が文字で表示され、スピーカーからは外国語の音声が流れる。一方、外国人住民が用件を自動通訳機に告げると日本語に翻訳され、同様に文字や音声を通じて職員に伝えることができる。

 日常会話程度なら正確に翻訳できるといい、窓口での案内などでは自動通訳機を使い、具体的な相談は通訳可能な職員が対応する。

 市は窓口業務などの効率化に加え、外国人住民が増えても通訳などを新たに雇わなくても済み、経費の削減につながるとみている。

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