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ハス群落「早期再生は困難」 草津市が実験結果発表

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ハスの地下茎を採取するダイバーら=3月、滋賀県草津市
ハスの地下茎を採取するダイバーら=3月、滋賀県草津市

 滋賀草津市は、同市の烏丸半島周辺の赤野井湾で行ったハス群落の再生に向けた実証実験の結果を発表した。移植した地下茎は育たず「早期の再生は困難」とした。一方で、土壌のメタンガス濃度が大幅に減少するなど環境の改善が確認され、「泥層が厚くなるなどすれば、将来的な再生は可能」ということが分かった。

 実験は市の委託を受け、大学教員らでつくる「滋賀自然環境研究会」(代表・小林圭介県立大名誉教授)が行った。3月に同湾の4カ所と同市立水生植物公園みずの森の計5カ所で区画を設け、周辺で採取したハスの地下茎30本を移植、9月まで生育状況を調べた。

 同湾の4カ所のうち、水田の土を入れた1カ所では発芽したが、葉や花は付かなかった。他の3カ所では発芽が確認できなかった。みずの森内で鉢で育てた地下茎は開花したため、同市環境政策課は「ハス自体に問題はない」とみている。

 一方、土壌の調査では、1年前と比べてハス群落が消失した要因とされるメタンガス濃度が約4分の1まで減少したり、ハスの生育に適した粘土層が増えたりしている場所があった。

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