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前畑さんの朝ドラ実現せず 東京五輪前めざした和歌山・橋本市、市長ら報告

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和歌山県の橋本市役所にある前畑秀子さんをアピールする看板
和歌山県の橋本市役所にある前畑秀子さんをアピールする看板

 和歌山県橋本市出身で日本人女性初の五輪金メダリスト、前畑秀子さん(1914~95年)を2020年東京五輪前に、NHKの朝の連続テレビ小説にするよう活動してきた平木哲朗市長らは5日、市のホームページ(HP)を通じて実現しなかったことを報告した。平成27年から続けてきた活動は、いったん終了する。

 NHK大阪放送局は今月3日、来年9月末に始まる連続テレビ小説について、女性陶芸家を主人公にした「スカーレット」を制作すると発表していた。

 HPでは、平木市長と市民有志らでつくる「前畑秀子朝ドラ誘致実行委員会」の越山雅巳委員長が連名でコメント。「残念ながら本市が取り組んできました、橋本市名誉市民である『前畑秀子さん』を主人公とした朝ドラの実現には至りませんでした」と報告し、「応援してくださった市民の皆さま並びに関係各位に厚くお礼申しあげます」とした。

 ただ、来年のNHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)」では前畑さんが登場することを期待。「幼少期が取り上げられれば本市も注目を浴びることとなります」とした。

 前畑さんは地元を流れる紀の川で泳ぎを覚え、昭和11(1936)年、ベルリン五輪の200メートル平泳ぎで日本人女性初の金メダルを獲得。「前畑がんばれ!」と絶叫するラジオ中継に、当時の日本人が熱狂した。

 市内では平成27年、市民有志らが誘致実行委員会を結成し、署名活動を展開。市も29年に「朝ドラ誘致室」を設置。今年7月9日現在で23万4097人の署名を集めるなどしていた。

 室は今年度で閉鎖される予定だが、室のある前畑秀子資料展示館は、前畑さんが大河ドラマで登場することを期待し、来年度も存続する方針。

 室の担当者は「東京五輪前を目指していたので、誘致活動に一区切りをつけたい」とする一方、「大河ドラマを期待するとともに、他のゆかりの人物も含め顕彰活動を続けていきたい」としている。

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