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シャープ、最大の冷凍室を投入 増える独身自炊女性、高齢者向け

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国内で最大容量の125リットルの冷凍室を設けたシャープの新型冷蔵庫=4日、大阪市北区(織田淳嗣撮影)
国内で最大容量の125リットルの冷凍室を設けたシャープの新型冷蔵庫=4日、大阪市北区(織田淳嗣撮影)

 シャープは4日、中型冷蔵庫(容量250~350リットル)としては、国内最大の125リットルの冷凍室を備えた「プラズマクラスター冷蔵庫」(280リットル)を20日に発売すると発表した。結婚せず自炊はする独身女性や、子供が独立して食事量の減った高齢夫婦が全国的に増え、食品の冷凍保存需要が高まっていることに対応した。シャープは中型冷蔵庫市場では国内シェア上位。新商品投入で首位を目指す。

 昨年の同型モデル(271リットル)の冷凍室は102リットルで、大幅増量となる。「メガフリーザー」と名付けた冷凍室の引き出しは4段で深さは6センチ~24・8センチ。貯氷ケース、プラスチック製食品保存容器、ペットボトルなど容器の形や大きさに応じて区分けしやすくした。上部の冷蔵室の最上段の棚は、大型冷蔵庫では一般的に高さが170センチだが、新商品では背の低い女性、手の伸ばしにくいお年寄りが使いやすいよう、141センチに設定した。

 市場想定価格は税抜き10万円前後(昨年モデルは9万5千円前後)で、昨年同様に月産1万5千台を計画。タイの工場で生産する。

 シャープはすでに約20年前から中型冷蔵庫は海外に生産を移し、八尾工場(大阪府八尾市)は大型に特化。ただ来年9月末で八尾工場での生産を終了するため、以降は冷蔵庫はすべて海外産となる。

 シャープによると国内の冷蔵庫市場は、消費税率引き上げの駆け込み需要からの反動で平成26年度は前年度比2割減の375万台。以降は毎年度400万台弱で推移している。来年度は消費増税前の駆け込み需要で400万台を超えるとみられるものの、増税後はさらなる落ち込みが懸念される。シャープの担当者は「(32年度は)確実に400万台は下回ると思うが、大きく落ちないでほしい。政府の対策次第となるだろう」と話している。

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