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京都の二条城にベスト・プロデュース賞 自治体で初

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受賞あいさつを行う北村信幸・京都市二条城事務所長(左から3人目)=大阪市北区
受賞あいさつを行う北村信幸・京都市二条城事務所長(左から3人目)=大阪市北区

 京都市が所有、管理する世界遺産・二条城(中京区)が、伝統文化の価値を高めるグローバルな活動をしているとして「ベスト・プロデュース賞」を受賞した。同賞は、「ベスト・ファーザー賞in関西」なども手がけ、関西の企業や文化人で構成する日本生活文化推進協議会が主催し、衣食住などの分野で豊かな生活文化を育むために活動する個人や団体を表彰。これまでに茶道裏千家前家元の千玄室さんや放送作家の小山薫堂さん、高野山(空海)などが受賞しているが、自治体の受賞は初めて。

 協議会は授賞理由について「文化の保護と継承の概念を昇華させ、今後の文化財の正しいあり方の指針となった」と説明。北村信幸二条城事務所長は「これまで保存優先だった文化財で、保存するために活用するという好循環を生み出したことが評価されたのでは」と話した。

 二条城では、案内看板を雰囲気にあったデザインに変更し、英中韓の3カ国語しかなかったパンフレットを仏独などを加えた8言語に充実させた。さらに、二の丸御殿(国宝)などでは損傷リスク回避のため火や水の使用を避けてきたが、平成28年10月、東京五輪・パラリンピックの文化プログラムのキックオフイベントを皮切りに生け花を解禁するなど、さまざまな活用方法を試みた。

 その結果、過去20年は110万~170万人で推移していた入城者が29年度は過去最高の243万9千人を記録。北村所長によると、アナリストを経て文化財修理会社の社長を務めるデービッド・アトキンソンさんを28年5月から特別顧問に迎えたことが大きいという。

 同賞はこのほか、日本高校野球連盟と照明デザイナーの石井幹子さんが受賞。「バブリーダンス」が一躍人気となった大阪府立登美丘高校ダンス部が特別賞を受賞した。

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