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【荒木飛呂彦原画展・大阪】肉筆原画でジョジョの世界にどっぷり(下)

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歴代のキャラクターを等身大のイメージで描いた12枚の新作原画(C)荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
歴代のキャラクターを等身大のイメージで描いた12枚の新作原画(C)荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

 連載開始から30年を超える人気漫画シリーズ「ジョジョの奇妙な冒険」の世界観を紹介する「荒木飛呂彦(ひろひこ)原画展 JOJO 冒険の波紋」。8~10月に開催された東京会場では14万人以上が訪れた話題の同展が、大阪市港区の大阪文化館・天保山で開かれている。折しも第5部「黄金の風」のテレビアニメの放映も10月から始まったばかり。同展のために描きおろされた新作大型原画などの制作裏話なども交え、ジョジョの魅力をさらに伝えよう。(栗川喜典)

創作の秘密に迫る

 何代にもわたって主人公を変えてシリーズが続くジョジョについて、作者の荒木飛呂彦氏(58)は「大河小説などが大好きで、世代を受け継いでいく設定に影響された」と話す。シリーズは多彩なキャラクターや個性あふれる超能力「スタンド」など魅力的な要素が満載で、展示「ジョジョリロン」は、そうした創作の秘密に迫る。キャラについては実在の人物のような身上調査書が作られるほどで、その一部も展示されている。

歴代のキャラクターを等身大のイメージで描いた12枚の新作原画(C)荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社
歴代のキャラクターを等身大のイメージで描いた12枚の新作原画(C)荒木飛呂彦&LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

 主人公らの特徴的なポージングの源となったミケランジェロの彫刻や、色彩に影響を受けたルネサンス期の名画なども紹介。今回の大阪会場向けに描いた公式ビジュアル原画について、荒木氏は「(ライバルキャラクターの)DIO(ディオ)が考え込む姿で、イタリアのメディチ家礼拝堂にあるミケランジェロの彫刻をヒントに手首の返しなどを意識した」という。最近はグラフィックソフトで描かれる漫画も多いが、荒木氏は「黄色い月に少し緑色が入っていたり、背景が神社にあるような歴史を感じさせる朱色になったり、塗ってみて『おお!』と驚かされる楽しみがある」と手描きにこだわる。

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