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大阪万博予定地、パークアンドライド方式を本格検討へ

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夢洲(奥)と海遊館(手前)=13日午後、大阪市此花区(本社ヘリから、安元雄太撮影) 
夢洲(奥)と海遊館(手前)=13日午後、大阪市此花区(本社ヘリから、安元雄太撮影) 

 2025年国際博覧会(万博)の大阪誘致が実現し、会場予定地の大阪湾の人工島・夢洲(ゆめしま)への交通アクセスをめぐり、大阪府市が周辺の駐車場にマイカーを止め、直行バスで会場に向かう「パークアンドライド方式」の本格的検討に入ることが3日、分かった。大阪万博の来場者は約2800万人と見込まれ、延伸予定の地下鉄や主要駅からのシャトルバスでの輸送が想定されている。混雑回避のためにも複数の交通手段の確立が必要と判断したもようだ。

 大阪市中心部から会場となる夢洲(大阪市此花区)へのアクセスは現在、隣接する人工島・舞洲(まいしま)(同区)から「夢舞(ゆめまい)大橋」を渡るか、咲洲(さきしま)(同市住之江区)から「夢咲(ゆめさき)トンネル」を通るかに限られている。大阪府市の計画では、万博開催までに大阪メトロ中央線を夢洲の中央部まで延伸し、「夢洲駅」(仮称)と結ぶ予定となっている。

 万博の会場計画を記載した政府の招致提案書によると、万博開催中の1日あたりの来場者は最大約28万人に上ると予想。会場周辺にはマイカー用の駐車場がないため、交通手段は約4割が地下鉄、同じく約4割がタクシーや貸し切りバス、パークアンドライド方式、残りが主要駅と会場を結ぶシャトルバスの活用になると想定している。

 誘致が実現したことで、今後具体的な選定が急がれるのが、パークアンドライド方式に使う駐車場の選定だ。

 誘致委員会関係者によると、誘致段階で駐車場の候補地として検討された場所は計5カ所あるが、大阪市内は舞洲1カ所のみ。そのほかは阪神高速湾岸線近くの堺市や兵庫県尼崎市のほか、同県伊丹市の公共施設の土地などが候補に挙がっていた。

 ただ、いずれも会場から距離がある上、さらに多くの駐車場が必要になる可能性が高い。担当者は「可能な限り会場近くでパークアンドライド用の駐車場を設けたい。今後、土地の確保に向けて、調整・交渉に動いていきたい」と話す。

 さらに駐車場から会場まで走らせる直行バスについても台数確保や待機場所などの整備が必要だ。テロ抑止のため、乗車前のセキュリティーチェックの方法も具体化しなければならない。大阪府市は今後、関係団体などと協議を進める方針。

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