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清酒を日本遺産に、「発祥の地」奈良市など

ずらりと並んだ奈良の清酒を前に、日本遺産登録への意気込みを語る関係者=奈良市
ずらりと並んだ奈良の清酒を前に、日本遺産登録への意気込みを語る関係者=奈良市

 奈良県の奈良市、御所市、生駒市、吉野町の3市1町は30日、日本酒をテーマとするストーリーを構築し、日本遺産への登録を目指すと発表した。「清酒発祥の地」を掲げる奈良市を中心に、日本酒にまつわる歴史と文化を広く発信し、観光誘致や産業の発展につなげたい考えだ。

 日本遺産は、文化財の魅力や地域の歴史を盛り込んだストーリーごとに文化庁が認定する制度。地域振興を目的に平成27年度に創設され、今年度までに67件が認定されている。日本酒分野の認定はこれまで例がないが、同じく「清酒発祥の地」を打ち出す兵庫県伊丹市が近隣の4市(神戸市、西宮市、尼崎市、芦屋市)を巻き込み、来年度の認定を目指して準備を進めている。

 室町~江戸時代の古文書には、奈良市の正暦寺を清酒発祥の地とする記述が存在。「菩(ぼ)提(だい)●(もと)」と呼ばれる酒母(酵母を大量に含むアルコール発酵のもと)が室町時代に同寺で誕生し、これによる酒の仕込みが現在に至る酒造技術の原形になったとされる。菩提●を使った清酒の醸造は長らく途絶えたが、平成8年に発足した「県菩提●による清酒製造研究会」が伝統製法を復活させた。

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