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廃棄ボタン電池出火か 過充電で発熱 コーナン火災

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黒煙をあげて燃える「コーナン千里山田店」=28日午前9時19分、大阪府吹田市(寺口純平撮影)
黒煙をあげて燃える「コーナン千里山田店」=28日午前9時19分、大阪府吹田市(寺口純平撮影)

 大阪府吹田市山田北のホームセンター「コーナン千里山田店」で28日に発生した火災について、大阪府警は30日、出火原因が使用済みのボタン電池が過充電となった可能性が高いと明らかにした。電池は、電極同士が接触すると発熱するおそれがあるといい、府警や消防が注意を呼びかけている。

 府警によると、火元は店舗1階のサービスカウンターとみられ、店内の防犯カメラには、午前6時半ごろにカウンター内の棚から出火する様子が写っていた。棚には廃棄予定の盗難防止タグや、タグ用の使用済みボタン電池が複数、ポリ袋に入れて保管されていた。

 製品評価技術基盤機構(NITE)などによると、電池はむき出しの状態でまとめて保管すると、電極同士が接触するなどして電圧の高い電池から低い電池に電気が流れ、過充電の状態となることがある。ボタン電池は、棒形の乾電池と比べ薄いため、電池同士が重なりやすく、過充電が起きやすいという。

 過充電となった電池は発熱し、破裂や発火につながることがあるという。府警は今回の火災では、袋の中で電池内に残った電気が別の電池に流れることで、一部の電池が過充電となり、発火した可能性が高いとみている。

 一般家庭でも、使用済みの電池を袋などにまとめて保管すると起こり得るといい、同機構は「電池を保管する際は、ビニールテープなどで絶縁してほしい」と呼びかけている。

 火災は28日朝に発生し、午後1時ごろにほぼ消し止められたが、鉄筋2階建ての建物延べ約3千平方メートルがほぼ全焼。開店前のため、けが人はいなかったが、近くの介護施設や保育園の利用者ら約180人が一時避難したほか、停電も発生した。

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