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自転車「聖地」先駆けは沖縄 30年育てたスポーツ観光

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総勢5000人以上がエントリーした「ツール・ド・おきなわ2018」。レースではないサイクリング部門にも大勢のサイクリストが参加した =11月10日、沖縄県名護市
総勢5000人以上がエントリーした「ツール・ド・おきなわ2018」。レースではないサイクリング部門にも大勢のサイクリストが参加した =11月10日、沖縄県名護市

 サイクリングによる地域振興が日本中でブームとなり、しまなみ海道、琵琶湖、伊豆半島などが「聖地」と銘打って誘客を競っている。その先駆けとなったのが、約30年前から取り組んでいる沖縄県だ。距離200キロの本格ロードレースをいち早く開催して国内トップレベルの大会に育てたほか、参加しやすいサイクリングイベントも続々開き、全国からサイクリストを集めている。その舞台裏では関係者の地道な努力があり、スポーツ・ツーリズムの成功例として注目される。

市民レースの最高峰

 アマチュアからプロまでが出場する人気イベント「ツール・ド・おきなわ」の30回記念大会が11月9~11日、名護市を中心に開かれた。今年は過去最多の5044人がエントリーし、自然豊かな沖縄県北部地域“やんばる”を舞台に健脚を競った。

 この大会の特徴は、市民レーサーでも210キロとプロ並みの本格公道コースを走れる点だ。本土のレースの多くは数キロ~十キロ程度の周回コースや、閉鎖されたサーキットを用いるが、沖縄で200キロを交通封鎖し、広い地域を駆け抜ける大胆なコースが設定される。多くの選手がこの大会をシーズン最大の目標に定め、事実上のアマチュア日本一決定戦が繰り広げられる。

 プロの部は国際自転車競技連合(UCI)の公認レースで、入賞すれば世界選手権やオリンピック出場につながるポイントを獲得できるため、アジアや欧米の選手も参加する。

「ツール・ド・おきなわ」の市民210kmレース。アマチュアサイクリストにとって最高峰のレースとして人気が高い(撮影・産経デジタル Cyclist)
「ツール・ド・おきなわ」の市民210kmレース。アマチュアサイクリストにとって最高峰のレースとして人気が高い(撮影・産経デジタル Cyclist)

 さらに、レース以外にも50キロから336キロ(2日間)までのサイクリング部門が併催され、さまざまなコースを思い思いのぺースで楽しむことができる。

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