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SMBC日興証券元社員ら2人を逮捕 インサイダー取引疑い

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記者会見冒頭に頭を下げるSMBC日興証券の清水喜彦社長(左)=29日午後、東京都中央区(宮川浩和撮影)
記者会見冒頭に頭を下げるSMBC日興証券の清水喜彦社長(左)=29日午後、東京都中央区(宮川浩和撮影)

 SMBC日興証券の元社員が、株式公開買い付け(TOB)の情報を公表前に知人に伝えたなどとして、大阪地検特捜部は29日、金融商品取引法違反容疑(情報伝達)で元社員の鈴木直也容疑者(30)=奈良県大和郡山市=を逮捕。同法違反(インサイダー取引)容疑で知人の無職、山脇達也容疑者(30)=大阪市北区=を逮捕した。特捜部は2人の認否を明らかにしていない。

 鈴木容疑者の逮捕容疑は、同社の社員だった平成28年7月27日ごろ、山脇容疑者にあらかじめ株を買い付けさせて利益を得させる目的で、オフィス家具製造販売会社イトーキが、連結子会社でジャスダック上場(当時)の設備機器製造会社ダルトンに対してTOBを実施することを伝えたとしている。

 山脇容疑者の逮捕容疑は、TOBを実施するとの情報を鈴木容疑者から得たことを受け、同年7月28日~8月3日までの間、ダルトンの株計29万6千株を計5326万円で買い付けたとしている。

 イトーキは同年8月3日、ダルトンに対するTOB実施を公表した。TOBではファイナンシャル・アドバイザーのSMBC日興証券に株価の算定を依頼していた。公表後に株価は上昇しており、山脇容疑者は株を売却して利益を得たとみられる。

 SMBC日興証券は29日、弁護士らでつくる調査委員会を立ち上げたことを明らかにし、「元社員が逮捕されたことを重く受け止め、おわびする。捜査や調査の結果を踏まえ、厳正に対処する」とのコメントを出した。

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