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進化続ける柔道・大野将平、豪快な技を支える五輪王者の「引き手」

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24日、グランドスラム大阪2018男子73キロ級決勝で海老沼匡(白)を攻める大野将平=丸善インテックアリーナ大阪(撮影・村本聡)
24日、グランドスラム大阪2018男子73キロ級決勝で海老沼匡(白)を攻める大野将平=丸善インテックアリーナ大阪(撮影・村本聡)

 破壊力抜群の技を支えたのは、相手の袖をつかんで離さない「引き手」だった。23~25日に丸善インテックアリーナ大阪で行われた柔道のグランドスラム大阪大会。男子73キロ級を制した2016年リオデジャネイロ五輪王者の大野将平(旭化成)は、決勝の最後まで左の引き手に執念を込めた。日本男子の井上康生監督は「新たな技術が備わった」と五輪王者の進化を認めていた。

 大野は右足を前に構える右組みで、右手が相手の襟をつかむ「つり手」、左手が袖をつかむ「引き手」となる。柔道では道着をつかみ合う「組み手争い」で優位に立てないと、強い技も仕掛けることはできない。

 象徴的な場面だったのが、リオ五輪銅メダルの66キロ級から階級を上げてきた海老沼匡(えびぬままさし、パーク24)との決勝だ。序盤から技の打ち合い。海老沼が右腕を後ろに回して引き手を警戒する場面があり、大野の内股、海老沼の一本背負いともに決まらない。

 残り15秒。海老沼が内股をかけようとして体勢を崩したところを逃さず、うつぶせで逃げる海老沼の帯を抱えてひっくり返して技あり。勝負を分けたのは、海老沼に技をかけられても離さなかった左の引き手だった。「ただただ集中し、執念をもって我慢して戦った」と振り返った。

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