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注目は世界一の阿部兄妹 柔道「グランドスラム大阪」23日開幕

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 柔道のグランドスラム大阪大会は23~25日、丸善インテックアリーナ大阪で男女各7階級が行われる。注目は、男子66キロ級の阿部一二三(ひふみ)=日体大=と、女子52キロ級の阿部詩(うた)=兵庫・夙川(しゅくがわ)学院高=きょうだい。いずれも初日に登場。9月の世界選手権はともに圧倒的な強さで世界一になっており、今大会も優勝すれば来年の同選手権(東京)代表に決まる。(岡野祐己)

■阿部一は順調アピール

 世界選手権連覇の阿部一は21日、会場で練習を公開。得意の担ぎ技の動きなどを確認し、「体調はいいし、体もすごく動く」と順調な仕上がりをアピールした。神戸市出身で地元関西で行われるシニアの国際大会出場は初。「豪快に投げる、一本を取りにいく柔道を目に焼き付けてほしい」と21歳の若武者は気合をみなぎらせる。

 阿部一を追うのは、今夏のジャカルタ・アジア大会で2位の丸山城志郎(じょうしろう)=ミキハウス。左膝靱帯(じんたい)を損傷し、今月の講道館杯は欠場したが、国際大会での実績から今大会に出場。独走状態の阿部一との直接対決を制し、来年の世界選手権代表に望みをつなげられるか。

■詩「次は負けられぬ」

 阿部詩は世界選手権52キロ級でオール一本勝ちし、初の頂点に立った。この18歳に立ちはだかるのは、アジア大会覇者の角田(つのだ)夏実(了徳寺学園職)か。4月の選抜体重別選手権や2016年の講道館杯で敗れており、苦手意識を払拭できていない。「勝たないと成長はない。ずっと負けている相手なので、次こそ負けは許されない」。阿部詩の最終目標は東京五輪金メダル。まずは世界女王として成長の証しを見せる絶好の機会となる。

■海老沼との再戦あるか

 男子73キロ級は16年リオデジャネイロ五輪金メダルの大野将平(旭化成)が優勝争いの軸となる。五輪後の休養から今年2月に復帰、アジア大会で優勝したが、66キロ級から階級を上げた海老沼匡(まさし)=パーク24=に4月の選抜体重別選手権で敗れた。競争の激しい階級だが、大野が尊敬する海老沼との再戦は見られるか。

 また、リオ五輪90キロ級王者のベイカー茉秋(ましゅう)=日本中央競馬会=は完全復活に期待がかかる。女子では78キロ超級で初の世界一となった朝比奈沙羅(さら)=パーク24=と18歳の全日本女王、素根輝(そね・あきら)=福岡・南筑高=の戦いにも注目したい。

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