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薬師寺東塔「平成の舎利容器」制作

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薬師寺東塔に納める「平成の舎利容器」公開。五重の舎利容器=20日午後3時35分、奈良市(安元雄太撮影)
薬師寺東塔に納める「平成の舎利容器」公開。五重の舎利容器=20日午後3時35分、奈良市(安元雄太撮影)

 約1世紀ぶりの解体修理が進む薬師寺(奈良市)の国宝・東塔に、釈迦の遺骨を意味する「仏舎利(ぶっしゃり)」を入れて納める「平成の舎利容器」が完成し、同寺が20日、報道陣に公開した。

 東塔からは平成24年、江戸時代に作られたとされる舎利容器が見つかっていたが、今回の解体修理に伴い、寺が5人の工芸家に新たな容器の制作を依頼。桂盛仁(もりひと)さん(金工)▽小森邦衞(くにえ)さん(漆芸)▽志村ふくみさん(染織)=いずれも人間国宝=のほか、白幡明さん(ガラス)、川瀬忍さん(磁器)が手がけた。

 舎利容器は五重の入れ子式。それぞれ大きさが異なり、仏舎利を納める一番内側の容器(高さ約5センチ)はガラス、ほかは金や磁器などで制作された。

 12月8日に奉納式が行われ、来年2月に東塔に納められる予定。加藤朝胤(ちょういん)執事長は「東塔は遺物ではなく信仰対象。平成の思いをしっかりと未来に伝えることが大切だ」と話している。

 東塔は高さ約34メートルの三重塔で、薬師寺で唯一現存する古代建築。21年から修理が始まり、32年4月に落慶法要を予定している。

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