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北前船の寄港地「兵庫津」PR 日本遺産認定受け

 江戸時代に日本海経由で北海道と大阪を結んだ商船「北前(きたまえ)船(ぶね)」の寄港地などでつくる文化庁の日本遺産「荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間」に、神戸市兵庫区の文化財が追加認定されたことを受け、地元企業が北海道産昆布などを使った新商品を開発した。

 同区はかつて港「兵庫津(ひょうごのつ)」があり、積み荷の集積地として栄えた。司馬遼太郎の小説「菜の花の沖」のモデルとなった高田屋嘉兵衛ら豪商が本店を構えたことでも知られる。

 今でも海産物を扱う店は多く残るが、先の大戦の戦災で当時の街並みはほとんどが焼失した。しかし、今年5月の日本遺産認定などを機に地元の歴史を見直す機運が高まりつつある。

 新商品は、たるを扱う兵庫商人にルーツを持つ協和商事(同区)など5社が計9商品を開発。北前船で北海道から運ばれてきた昆布やホタテを使ったつくだ煮や、北海道産の甜菜(てんさい)糖を使ったカフェオレベース、船の形に見立てた奈良漬などいずれも北前船にちなんだ商品で、北前船をデザインしたシールを貼って各社の店頭で販売される。

 協和商事の高田誠司社長は「150年前に思いをはせながら、今の時代に合う商品を作った。新たな名物で、もう一度兵庫を盛り上げたい」と話している。

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