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京都・亀岡暴走事故遺族、警察官に向け講演

南署員らへの講演で「市民を守ってくれるのは警察しかいない」と訴える高田さん=京都市南区(桑村大撮影)
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 犯罪被害者週間(25日~12月1日)に先立ち、京都府亀岡市で平成24年4月に集団登校の列に軽乗用車が突っ込み、児童ら10人が死傷した事故で娘を亡くした高田絵里さん(36)が、京都府警南署で署員約100人を前に講演した。

 高田さんは、事故で突然次女の真緒さん=当時(7)=を奪われた悲しみについて「6年経っても被害者は心の更生ができず、事故当時から止まったままの悲しみの中にいる」と打ち明け、今でも苦しみの渦中にいることを吐露した。

 また、運転していた元少年に対し、刑罰の重い危険運転致死傷罪の適用を求めて活動したことを振り返り、「大きな事件が起こらないと社会に見直しの機運が高まらないことを悲しく思う」と話した。

 一方、元少年らが事故前に繁華街で飲酒したり、軽乗用車に大人数で乗車しながら京都、亀岡市内を走ったりしていたことについて「事故が起きる前に、どこかで補導していたらこの事故はなかったかもしれない」と指摘。犯罪や事故の防止には、警察の警ら活動や声掛けが重要だと主張し、「市民を守ってくれるのは警察しかいません。悲しむ人を増やさないために、しっかりと仕事してほしい」と訴えた。

 聴講した同署地域課の男性巡査(25)は「被害者のことを思いながら、府民の安全安心を守れるよう一生懸命仕事に取り組みたい」と話した。

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