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【関西の力】食・非日常(1)焼きたて日本初ステーキ弁当、ワイン瓶…アイデア駅弁は神戸から

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 その土地の名物を使い、旅情をも詰め込んだ駅弁。そんな旅のお供を神戸で作り続けているのが、今年で創業115年を迎えた老舗「淡路屋」だ。明石ダコや但馬牛といったご当地の食材にこだわりながら、日本で初めて加熱式の弁当を導入するなど、斬新なアイデアを調味料にして数々のヒット商品を生み出してきた。そのおいしさは旅人だけでなく、今や球場や競技場といった熱狂空間の観衆たちをも魅了している。

日本初の「加熱式」

 旅支度の人たちが行き交う新神戸駅。その一角に淡路屋は店を構えるが、弁当を山積みにしているだけのかたちではない。まさにその場で調理人が分厚い牛肉を焼いているのだ。肉汁を逃さないように火加減を調整する一方、慣れた手つきで炊飯器から白米をよそう。そうするうちに肉が焼き上がり、「ステーキ弁当」が完成。あつあつの弁当を渡された客は新幹線の改札へ急いだ。一部の弁当を、注文を受けてから調理して販売している。新神戸駅だけのサービスという。

 店頭には、新幹線を模した容器に入った「新幹線弁当」シリーズ、日本初の加熱駅弁「あっちっちスチーム弁当」シリーズなどユニークな弁当、淡路屋の定番といえる「肉めし」など、30種近く並ぶ。同社で商品開発を担当する柳本雄基取締役(36)は「港・神戸の人は新しいもん好きといいますから、淡路屋のアイデアはその気質からくるのかもしれません」と解説する。

 神戸ワインが発売されれば、ワインの小瓶が入った「ワイン弁当」、大阪環状線の103系が引退すれば「ありがとう大阪環状線103系弁当」を発売。タイムリーな話題にも敏感だ。

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