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【時刻表は読み物です】大阪万博輸送に伝説の臨時列車「エキスポこだま」

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 45年3月号から8月号まで、大阪万博の会場が表紙を飾った当時の「国鉄監修 交通公社の時刻表」を見ると、始発の大阪は22時58分発、新大阪は23時5分発と、夜遅くまで万博を楽しんだ客が間に合うダイヤだ。12両編成の客車急行は一路、在来線の東海道線を東上するが、翌朝の6時53分、三島(静岡県)に着くと乗客は降車。三島を7時5分に発車する臨時の新幹線「こだま492号」に乗り換え、東京着は8時10分。出社に間に合う人もいる時間だ。

万博会場への利用を呼びかける阪急電車の新聞広告=産経新聞昭和45年3月14日付朝刊
万博会場への利用を呼びかける阪急電車の新聞広告=産経新聞昭和45年3月14日付朝刊

 つまりは在来線の夜行急行と新幹線「こだま」のリレーによる大阪発東京行きで、列車名はどちらも「エキスポこだま」。朝のラッシュでダイヤに余裕がない首都圏の中心まで入れないことを逆手に取り、三島止まりとした上で、普段は三島の新幹線基地から東京に回送される列車への乗り換えという画期的な運行形態は、現在もファンの間では伝説となっている。4月29日から5月31日、7月3日から9月13日に走り、定員約1千人に対して乗車率は90%を超えたという。

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