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【関西の力】食・生かす(3)幻の大和野菜を復活、ミシュラン☆ 京野菜「種」も世界へ

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平成29年7月にロンドンのハンプトンコート宮殿で開かれた京野菜をPRする晩餐会(JA京都中央会提供)
平成29年7月にロンドンのハンプトンコート宮殿で開かれた京野菜をPRする晩餐会(JA京都中央会提供)

 ただ野菜の輸出には、輸送費もかかり鮮度も落ちる。そこで検討されているのが、京野菜の「種」の販売。それも、現地で何代も育てられるとブランド維持が難しくなることや、毎年種を買ってほしいという思いから、次世代に種を作らない、1世代限りの種だ。

 すでに、ヨーロッパで京野菜を種から栽培する試みは始まっている。京都とフランスの農業交流の一環として平成23(2011)年から毎年、壬生(みぶ)菜や賀茂なすなど約15品種の種を送り、ベルサイユ宮殿の「王の菜園」で栽培。収穫された京野菜は直売所で販売され、パリの人々に人気があるという。

 「種を買ってもらえれば、農家が種を作るという新しいビジネスチャンスが生まれる可能性もある」とJA京都中央会の中川泰宏会長(66)。京野菜の可能性が広がっている。   =この項、おわり

(平成29=2017=年12月25日夕刊1面掲載 年齢や肩書き、呼称は当時)

     ◇

 伝統、文化、医学、農業、エンターテインメント、スポーツ…。関西には世界に誇れる魅力あるコンテンツがあふれている。現状の停滞を打破し、突破できる「力」とは何か。この連載では、さまざまなジャンル、切り口で「関西の力」を探る。

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