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【関西の力】食・生かす(3)幻の大和野菜を復活、ミシュラン☆ 京野菜「種」も世界へ

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関西の主な伝統野菜(京都)
関西の主な伝統野菜(京都)

 大和野菜は日持ちしないので流通には向かない。だが、奈良の気候風土に適していて作りやすい。農家は自分たちが食べる分だけを作り続けていたのだ。

 その一つが県南部の十津川村で見つけた絶滅寸前だった「ムコダマシ」の原種。「粟の一種ですが、もち米と見まがうほど白い。農家のおばあさんが持っていた種を分けてもらいました」。現在、このムコダマシを使ったデザートは人気メニューだ。

 「清澄の里 粟」には大和野菜の味を確認しようと連日、有名店のシェフらも訪れている。全国の自治体、農協職員らが、品種や栽培法などについて学ぼうと訪ねてくる。奈良県も、大和野菜の栽培普及に取り組み、現在、25品種を大和野菜として認定している。三浦さんは「50品種まで増やしたい」と構想を膨らませている。

ベルサイユで栽培

 伝統野菜の先駆け、「京野菜」は新たな展開を見せている。

 今年7月、英ロンドンのハンプトンコート宮殿で日英約300人が参加した晩餐(ばんさん)会が開かれた。テーブルには「賀茂なす含め煮」や「万願寺甘とう出汁のソース仕立」などのメニューが登場。「賀茂なすはなぜこんなにおいしいのか」や「どうやって料理するの」と質問が飛び交った。

 JAグループ京都では、京野菜の世界ブランド化をめざし、4年前のパリを皮切りに、トルコ、中国、ロシアで晩餐会などのキャンペーンを開催している。

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