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公衆電話知らない子供ら、兵庫明石で119番体験

公衆電話の使い方を学ぶ児童たち=明石市西明石南町
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 携帯電話やスマートフォンの普及で公衆電話を使った経験のある子供が少なくなっているとして、明石市消防局は12日、明石市西明石南町の花園児童クラブで、公衆電話から119番をかける体験教室を開いた。3~5年生の児童24人が受話器の外し方やダイヤルの押し方などの基本的な操作方法を学んだ。

 公衆電話を使用した経験がない子供が火災や事故などを目撃しても、自ら公衆電話で通報できなかったり、戸惑ったりする可能性もあるとして、市消防局が119番の日(11月9日)に合わせて初めて企画。市消防局職員と公衆電話の重要性を伝える団体「日本公衆電話会」兵庫支部の役員が指導役となった。

 冒頭で市消防局情報指令課の上谷節雄課長が「火災を見つけたとき、近くに大人がいなければ公衆電話から119番してほしい」と呼び掛け、役員らが練習用の公衆電話を使って119番のかけ方を児童に指導。災害時は公衆電話が一般電話よりつながりやすいことや、どこに設置されているかを日頃から確認しておく必要性などを説明した。

 このあと児童たちは実際に操作を体験し、慣れない手つきで十円玉やテレホンカードを入れたり、ダイヤルを押したりしていた。また、NTTの災害用伝言ダイヤル「171」の操作も経験した。市立花園小3年の楠田結夢さん(9)は「初めて使ったけど、簡単だった」と話していた。

 NTT西日本によると、県内の公衆電話の設置台数は平成6年3月末に約3万3300台だったが、携帯電話の普及などにより今年3月末には約6400台にまで減少している。

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