PR

産経WEST 産経WEST

【動画あり】江戸期の「淀川三十石船」復活プロジェクト始動へ

試験運航で航行する「弁天」号。淀川三十石船をイメージして造られた=1日、大阪府の淀川
Messenger

 江戸時代に大阪と京都・伏見を結ぶ水上交通として発展した「淀川三十石船(さんじっこくぶね)」の復活プロジェクトが本格始動する。現在、大阪市から京都府八幡市の背割堤(せわりてい)まで運航している観光船では、水深が浅い上流の伏見までは到達できないが、観光船の運航会社が、浅瀬でも航行できる船を完成させた。淀川舟運(しゅううん)の復活を目指し、国土交通省が24、25日に行う実証実験に参加する予定で、来年度以降の定期運航を目指す。(小川恵理子)

 今月1日、木津川と宇治川、桂川の3川が合流し、桜の名所として知られる八幡市の背割堤船着場で、新船の試験運航の安全祈願祭が執り行われた。

浅瀬も航行OK

 淀川では現在、一本松海運(大阪市)などが、八軒家浜(はちけんやはま)船着場(同市中央区)と枚方船着場を結ぶ定期観光船や、背割堤までの遊覧船を季節限定で運航している。

 しかし、背割堤から伏見へ向かう宇治川の約13キロでは、低水時に水深1メートルを切る場所が点在する。従来の観光船では、スクリューが川底に当たり、航行は不可能といわれてきた。

 そこで同社は、広島の造船会社に依頼し、船体が沈む深さを30センチに抑えた「弁天」号を約1年かけて完成させた。

 全長は約16メートルで、淀川三十石船とほぼ同じ。乗客定員は60人で、乗船時の重さが均等にかかるよう船幅を幅4・5メートルと広くした。強度を保ちながら軽量化を図るため全面的にアルミニウムを使用している。

続きを読む

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ