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元女性経営者が創設の「谷口杯」 佐田三段が優勝

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 谷口さんはこうした若手棋士やアマチュアを支援しようと平成28年10月に関西棋院に「谷口基金」を設立。低段の棋士を支援する奨学金制度を設けた。その一環で、谷口杯も同時にスタートさせた。囲碁の大会の多くは参加費が必要だが、谷口杯は無料。第3回の本戦の賞金は優勝が100万円、準優勝は40万円などで、本戦は1回戦で敗れても対局料2万円が支払われる。

 本戦には、9月に行われた予選を勝ち抜いたアマチュア8人と、三段までの関西棋院所属棋士8人が参加。本戦は10月からこの日にかけて行われた。ベスト4は棋士が占め、決勝戦は、佐田三段が谷口徹三段(22)との熱戦を制した。

 決勝戦後には、表彰式を兼ねたパーティーが大阪市中央区の中華レストランで開催された。「勝った人も負けた人もねぎらい合える場を提供したい」と、谷口さんが全出場者を招待し、約30人が参加した。

 谷口さんは表彰式のあいさつで「なかなか勝てず、賞金もほとんど得られない若い人の励みになればとやってきた」と開催趣旨を述べた上で「賞金は両親や祖父母にごちそうしたり、海外遠征費用などに充てたりしてほしい。若手から世界に向けて活躍するスーパースターが誕生してほしい」と期待を込めた。

 佐田三段はあいさつで「両親やお世話になった方々にいい報告ができる」と笑顔を見せ、谷口さんに感謝の言葉を述べた。賞金は、若手棋士仲間で囲碁の研究に使用するため、高性能のパソコンを購入したいという。

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