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【井崎脩五郎のおもしろ競馬学】平成最後も波乱の女王?

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 エリザベス女王杯の大波乱といったら、誰もが1989(平成元)年のエリザベス女王杯を思い出すのではないだろうか。

 20頭立ての20番人気、単勝4万3060円というサンドピアリスが、ゴール前の競り合いから1馬身抜け出して勝ったのだ。

 なぜそんなに人気がなかったかというと、成績を見れば一目瞭然。それまで8戦し、ダートでは【2・0・0・3】(左から1着、2着、3着、着外の数)と二つ勝っていたが、芝では【0・0・0・3】と全敗。それも、9、8、9着という完敗ばかりだった。

 そして、直前の3走は、その得意なはずのダートで8、9、6着に沈んでいたのである。

 そういう馬が芝のGIをいきなり勝ったのだから、単勝配当が4万円を超えたのも当然といえば当然だった。人気になっていたシャダイカグラが後退し、サンドピアリスが抜け出してきたときの、関西テレビ・杉本清アナの実況が、『あなたのそして私の夢が走っています』(杉本清/双葉社)に再録されている。

 「シャダイは馬込みに沈んだ、さあ先頭は、ぐーっと外を通って3枠から一頭、サンドピアリスか、おお、なんとサンドピアリスだ! サンドピアリスが先頭、そして懸命にシンエイロータス、ヤマフリアル、さらにシンビクトリーも突っ込んでくる、しかし、ビックリだ、これはゼッケン番号6番、サンドピアリスにまちがいない、サンドピアリスだ、サンドピアリスであります!」

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