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フジテレビ、住友生命と“協働” 企業連携し学童保育へ「出前授業」

現役スタッフから指導され、テレビカメラを肩に乗せる児童=東京都墨田区立梅若小学校
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 CSR(企業の社会的責任)の推進に向け、「企業間連携」の動きが加速している。中でも子育て分野では住友生命が中心となり、共働き世代の児童を放課後に預かる学童保育を全国規模で支援するプロジェクトを展開。今年初めてこのプロジェクトに参加したフジテレビの担当者は「CSRを一企業で行うには限界があり、コラボが好ましい流れとなっている」と“協働”の意義を強調する。(大塚創造)

                   

 ◆大人向けとセット

 「ズームがすごい」「重い」。テレビカメラを肩に乗せた児童の声が響く。10月中旬、東京都墨田区立梅若小学校の学童保育で行われたフジの現役スタッフによる「アナウンサーとテレビ技術体験」のプログラムの一コマだ。4~6年の児童約40人を前にフジの戸部洋子アナが「大きな声でかっこよくしゃべるコツ」を伝授後、児童たちは放送機材に触れながらテレビ局の仕事を楽しく学んだ。

 この“授業”は住友生命が特定非営利活動法人「放課後NPOアフタースクール」と一緒に行う「スミセイアフタースクールプロジェクト」の一つだ。同プロジェクトは日本初となる全国規模の学童支援として平成25年にスタート。フジやANA、心臓外科医や元プロ野球選手らによる19のプログラムを年間で全国50カ所に無料で届けている。

 「『楽しかった』で終わりではなく、その後もいろいろな取り組みに向かって地域で自走してほしい。地域が一つ上のステージに上がることが、子育てだけでなく地域維持のために必要だ」

 住友生命の松本大成・ソーシャルコミュニケーション室長がそう強調するように、プログラムは大人向けの勉強会とセットで開催。NPO職員が学童保育の指導員らを対象に勉強会を開き、地域・社会・大人を巻き込む理想の放課後の実現について考える。

 ◆子供も企画から

 今回の勉強会に参加した同小PTA本部の小林博会長は「子供が夢を持てないといわれる中、子供たちにいろいろな経験をさせ、何かしら夢を一つ持って勉強なりスポーツなりに頑張ってほしい。大人本位ではなく、子供にも(プログラムの)企画から参加させて一緒に作り上げていくことが大事だと思った」と語る。

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