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天龍寺高僧?富裕層?の墓が出土 京都 室町時代の火葬跡

高僧か富裕層のものとみられる墓の跡=京都市右京区
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 室町時代の15世紀中ごろに木棺に入った遺体を火葬してそのまま埋葬した墓の遺構が、京都市右京区の世界遺産・天龍寺に近い宅地造成地から出土した。調査した民間団体「関西文化財調査会」(同市)によると、この時代の埋葬・火葬方法が具体的に解明できる遺構の出土は珍しく、天龍寺の高僧といった関係者や商人ら富裕層の墓の可能性があるとみている。

 現場は同区嵯峨天龍寺今堀町。足利尊氏が後醍醐天皇の菩提(ぼだい)を弔うために14世紀前半に創建した天龍寺の東約300メートルにあたる。

 約240平方メートルを調査した結果、寺の創建間もないころに整地された墓地とみられる空き地から数基の墓とみられる遺構が出た。このうち火葬墓とみられる遺構も数カ所でみつかったが、今回の火葬墓が最も保存状態が良好で、東西90センチ、南北140センチの方形の区画から焼土や炭とともに骨が数点、土師器(はじき)の皿1点がみつかった。

 また東隅の南北両端に最も長径約25センチの石が2個置かれていたほか、西側にも石が2個置かれた跡が残っていた。このため同調査会は、4隅の石の上に木棺を置いて火葬した後にそのまま土葬した可能性が高いとみている。

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