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京都の伝統高から消えた手作り食堂 コンビニに賛否

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「学校の昼食がカップ麺でいいのか」

 府教委によると、夜間定時制を置く高校は給食を実施しなければならないと定められている。鴨沂高にも夜間定時制があるが、今年度いっぱいで終了することが決まっており、それも調理場のある食堂廃止の要因となった。

 鴨沂高の藤井直校長は「調理場付きの食堂を続けたいという思いはあったが、定時制の廃止により食堂は不要だという府教委の方針に沿った」とし、「校内に売店があればいいという生徒の声にも応えた」と話す。今後は、生徒が考案したメニューを商品化してコンビニで販売することなども検討したいという。

 食堂を閉めた今、前川さん夫妻は「自分たちは年齢的にもあと数年しかできなかったとは思うが、別の業者がやるにしても作り手が見える調理場を残してほしかった」と、さみしさをのぞかせる。

 「共働きの家庭が多く、食堂がある状況をみて入学を決めた生徒もいる。食育の観点からしても、作り手の見える場所がある方がいい。学校での食事にカップラーメンを選ぶ環境はどうなんでしょうね」とつぶやいた。

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