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京都の伝統高から消えた手作り食堂 コンビニに賛否

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 「新校舎には調理場を備えた食堂は設置されない」。このような噂を生徒たちが耳にするようになったのは、昨年8月ごろになってからだったという。

 危機感を募らせた保護者や卒業生は昨年9月から、新校舎の設計図面の開示請求を行い、食堂の存続を求め約6千筆の署名も集めた。しかし、府教委の方針は変わらず、コンビニが入ることを前提として運営事業者の入札が行われ、選定された。

 署名活動に関わった卒業生の津田壮章(たけあき)さん(30)は「作り手が見える食堂が果たしてきた役割と必要性を正当に評価できる人が学校にいなくなった」と無念さを隠さない。

肯定的な意見も

 一方、コンビニについて肯定的な意見を持つ生徒もいる。

 8月末に2学期が始まり、真新しい校舎での学校生活がスタートした。弁当などを販売する校内の真新しいコンビニには、約100人を収容できる食事スペースも併設され、昼時は生徒であふれる。校内にコンビニができた府立高校は同校が初めてだという。

 2年の北村龍章さん(17)は「以前の食堂はワンコインで満腹になれたので、コストパフォーマンスは悪くなったと思う。でも、コンビニだとつまむ程度の食べ物があるので、品ぞろえは良くなったかな」。3年の村田侑香さん(17)は「コンビニは文房具も置いているので便利。朝食を食べられなかった子はご飯も買えていい」と話す。

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