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仁和寺観音堂を公開 375年前の鮮明な壁画に感嘆の声

修理を終え公開された仁和寺観音堂。375年の時を経て極彩色の壁画が拝観者を魅了した=3日、京都市右京区(園田和洋撮影)
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 真言宗御室(おむろ)派の総本山の世界遺産・仁和寺(にんなじ、京都市右京区)の重要文化財・観音堂(かんのんどう)が6年間の修理を終え3日、内部が一般公開された。375年前の彩色が鮮明に残る壁画などを、見学者らが食い入るように見つめていた。

 観音堂は1640年ごろ創建。雨漏りなどで堂内の腐食が進み、平成24年から半解体修理を行ってきた。修行道場のため、普段は未公開だが、今回の修理完了を記念して、京都府教育委員会と同寺が一日限定で公開した。

 まだ堂内の中央の須弥壇(しゅみだん)上に置かれるはずの本尊・千手観音菩薩像や二十八部衆像の姿はないが、当時の仏絵師・木村徳応(とくおう)が描いた周囲の壁画は近年の作と見間違えるほどに保存状態は良好。

 見学者らは薄暗い照明のなか、観音がさまざまな姿に身を変えて人々を救う三十三応現身(おうげんしん)図や、人が死後に生前の行いで向かうとされる地獄といった六道の図などを見ては、徳応の生々しい筆さばきに感嘆の声を上げていた。

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