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ふるさと納税大幅赤字 三重・四日市市、返礼品増強

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 三重県四日市市は1日、ふるさと納税の返礼品をリニューアルした。公設民営の四日市あすなろう鉄道の臨時列車貸し切りなどの体験型メニューを新設し、品物も高級品を増やした。同市では、市民が他の自治体にふるさと納税で寄付することによる税収減が、寄付受け入れ額を3億円超も上回る大幅な“赤字”状態。返礼品の見直しで巻き返しを図りたい考えだ。

 市は今年7月、体験型メニューの提供者を民間から公募。四日市あすなろう鉄道の1日駅長体験(寄付額15万円以上)や1編成定員52人の臨時列車貸し切り(同14万5千円以上)のほか、国登録有形文化財「伝七邸」での料理長おまかせ会席(同10万円以上)などを新設した。

 品物では、萬古焼に金属を組み合わせて蓄熱性を高めた料理鍋「Best pot」(同8万円以上)、地元の工場の高級毛織物によるスーツの仕立て(同33万5千円以上)などを加えた。返礼品数は111品目から145品目に増加。

 同市の平成29年1~12月のふるさと納税による寄付受け入れ額は2090万2千円だったが、市民が他の自治体へふるさと納税したことによる税控除額は3億5368万1千円だった。

 市は「非常事態」を宣言し、対策本部を立ち上げて返礼品の見直しを進めてきた。「地場の隠れた名品や体験型メニューで四日市の魅力を積極的にアピールしていきたい」としている。

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