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「スポーツ吹き矢」若者標的に 競技層拡大へ4日に初の学生選手権

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 吹き矢で的を狙う日本発祥の「スポーツ吹き矢」を学生に普及させようと、近畿の3大学が今年、「関西学生スポーツ吹矢連盟」を立ち上げた。健康維持に役立つとして競技人口を増やすが、その約9割が60歳以上と若い選手が少ないのが課題だ。4日には神戸市内で「第1回関西学生対校選手権大会」を開く予定で、連盟は「若年層への知名度アップにつなげたい」と力を入れる。

 「プシュッ!」。10月下旬、神戸市須磨区の神戸女子大の教室で、学生たちが的に狙いを定めて勢いよく矢を吹き出した。

 スポーツ吹き矢は長さ約1・2メートル、直径1・3センチの筒を使い、5~10メートル先の的にビニール製の矢を飛ばして得点を競う。初めて参加した同大院生の久川美子さん(22)は「腹筋を使っていると実感できる。年齢に関係なく続けられそう」と話した。

 同大学では平成27年、近畿の大学で初めてスポーツ吹き矢の同好会が発足。週1回の練習のほか、中高年に混じって大会に出場してきた。4年の主将、山下茉莉さん(22)は「高齢者から『若い人に頑張ってもらわないと』と励まされる」と話す。

 10年に設立された日本スポーツ吹矢協会(東京)によると、各自治体が高齢者の健康維持を目的に体験教室を開いたことなどから普及。競技人口(協会員数)は約6万1千人で全国で1320支部が設立され、海外にも広がっている。

 一方、大学生の競技者は全国で100人以下。全国約30大学で授業に取り入れられているが、「部活動やサークルなどがなく、授業で数回プレーして終わる」(協会担当者)などと若者層への拡大に苦しむ。

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