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追い込まれた広島 中崎が無念サヨナラ被弾

10回、ソフトバンク・柳田悠岐にサヨナラ本塁打を浴びた広島・中崎翔太=ヤフオクドーム(撮影・松永渉平)
10回、ソフトバンク・柳田悠岐にサヨナラ本塁打を浴びた広島・中崎翔太=ヤフオクドーム(撮影・松永渉平)
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 4-4の延長十回、九回途中からイニングまたぎでマウンドに立った広島のストッパー中崎だったが。先頭の柳田への2球目が内角を突ききれなかった。思い切り叩かれた打球は高い弾道を描いて、右翼スタンドに向かっていく。右翼の鈴木が打球を見送ると中崎は呆然とマウンドを離れ、ベンチへと引き上げた。

 「甘いど真ん中だった。すいません。次、また頑張ります」。守護神はこう言葉を絞り出すのがやっとだった。

 それまでは広島優位で試合が進んでいた。今シリーズで不調だった丸に、一時は試合をひっくり返す2ラン本塁打が出た。選手会長の会沢も先制適時打や勝ち越しの本塁打などバットで発奮した。しかし、勝利にあと一歩足りない。

 短期決戦ならではの戦術も実らなかった。プロに入って初めて中4日で登板した先発の大瀬良を五回途中で交代させ、中崎もイニングの途中から投入。緒方監督は「別に普通のこと」とさらりとかわしたが、何とか悪い流れを断ち切りたい指揮官の思いが込められていた。

 敵地での3連敗で、もう後がなくなった。「またコンディションを整えて、広島に戻ってしっかり戦うだけ」と指揮官。追い込まれたチームは、地元ファンの大声援を支えに最後の力を振り絞るしかない。(上阪正人)

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