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法隆寺と深いゆかりの証拠 滋賀の遺跡、同じ木型の瓦

発掘調査で見つかった4本の溝跡。法隆寺式軒瓦が多量に出土し寺院があったとみられる=滋賀県栗東市蜂屋(川瀬充久撮影)
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 滋賀県文化財保護協会は1日、発掘調査中の蜂屋(はちや)遺跡(滋賀県栗東市蜂屋)から、聖徳太子が建立したとされる世界遺産・法隆寺(奈良県斑鳩町)と同じ木型で作られた瓦が見つかったと発表した。奈良県外で法隆寺と同じ木型の瓦が出土するのは初めて。同協会は「法隆寺との結びつきの深さを示すもの」と説明している。

 今回の調査では、遺跡を南北に走る長さ約11~約24メートルの溝跡4本が見つかった。溝は2本ずつ対になっており、間には築地塀(ついじべい)があったとみられる。

 溝跡からは大量の瓦や屋根飾りの鴟尾(しび)の破片が見つかった。このうち軒瓦(のきがわら)は大半が法隆寺西院伽藍(さいいんがらん)と共通の紋様が描かれた「法隆寺式軒瓦」で、同寺にゆかりのある白鳳時代(7世紀後半)の寺院跡とみられる。

 寺院跡からは法隆寺の若草伽藍跡でみられる「忍冬文単弁蓮華文軒丸瓦(にんとうもんたんべんれんげもんのきまるがわら)」も出土し、瓦の中央部分の傷跡が法隆寺のものと一致した。瓦は「笵(はん)」と呼ばれる木型で紋様がつけられることから、法隆寺と同じ木型で作られた瓦と判明した。

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