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寝屋川公判 突然土下座し涙、真意はどこに

入廷して土下座する山田浩二被告(イラストと構成・田村角)
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 「経緯はどうあれ、死の結果を招いてしまい、申し訳ありません」。平成27年8月に大阪府寝屋川市の中学1年の男女が殺害された事件で1日午前、始まった初公判。山田浩二被告(48)=殺人罪で起訴=は開廷後、いきなり発言すると土下座し、涙を流した。だが、裁判長の制止も聞かず滔々(とうとう)と連ねた言葉は、遺族感情に配慮したものだったのか。被告の突然の謝罪の真意はどこにあるのか。事件には残された謎も多い。全11回の公判で真相解明が期待される。

 午前10時ごろ、大阪地裁で最も大きい201号法廷。明るい緑色のつなぎ姿で入廷した山田被告は、裁判長に証言台に進み出るよう促されると突然、「ご遺族の人いますね?」と話し出した。

 あっけにとられる傍聴席。山田被告は、遺族が座っているとみられる検察側席のついたてに向かって土下座し、涙を流しながら「このたびは、経緯はどうであれ、死の結果を招いてしまい、申し訳ありませんでした」と続けた。

 裁判長がやめるよう再三注意したが、山田被告はさらに「本来ならご遺族の顔を見て謝罪すべきだが、遮蔽されているので、できません。声なら届くと思うので」などと述べた。

 裁判長が指示に従わない場合は退廷を命じることを告げた後、冒頭手続きが始まり、山田被告は、被害者の一人、平田奈津美さん=当時(13)=について「殺すつもりはありませんでした。気がついたら、私の手が首に触れていました。そのときには亡くなったような気がしました」と起訴内容を否認。もう一人の星野凌斗(りょうと)さん=同(12)=についても「起訴状には殺人とあるが、殺意はまったくありません」と殺意を否定した。

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