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大阪市長、旧真田山陸軍墓地を視察 近く国に管理要望

老朽化が進行している旧真田山陸軍墓地の墓碑などを視察した吉村洋文・大阪市長(右から2人目)=31日、大阪市天王寺区(地主明世撮影)
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 大阪市の吉村洋文市長は31日、旧真田山陸軍墓地(大阪市天王寺区)を訪れ、老朽化や9月の台風21号で傷んだ墓碑などを視察し、「国を守るために命を落とした先人を敬い、平和を誓う墓地にしたい」と述べ、通路の舗装などの補修費用を来年度予算に盛り込む考えを示した。近く、国にも国立墓地として整備するよう要望する。

 台風21号により、同墓地は、墓碑約50基が横倒しになり、納骨堂の屋根が飛ばされるなどの被害を受けた。吉村市長はこの日、日ごろから清掃活動に取り組む「真田山陸軍墓地維持会」の担当者から、それぞれの墓碑の歴史的背景などの説明を受け、納骨堂で献花。その後、同会のメンバーと意見交換した。

 視察後、吉村市長は記者団に対し、「納骨堂の耐震補強工事は、近畿財務局と協力してやっていく。国も市もこれまで(墓地に)正面から向き合ってこなかったことは反省点だ」と話した。

 同墓地は明治4年に整備された全国最大規模の旧陸軍墓地で、現在は所有者の国から市が無償貸与されているが、管理責任や役割分担があいまいで、荒廃が進んでいる。全国の旧陸軍墓地でも同様な状況がみられ、各地で課題となっている。

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