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【萌える日本史講座】大阪・狭山池の石棺は天皇の墓だった

 この2つの石棺とほぼ同規模の石棺2つが実際の石室に置かれているのが、欽明天皇の墓ともいわれる奈良の丸山古墳だ。墳丘は河内大塚山古墳に次ぐ全国6番目の規模で、築造時期もほぼ同じ6世紀後半とされ、「狭山池の巨大な石棺を納めることができるのは、丸山古墳に匹敵する古墳。河内大塚山古墳以外に見当たらない」という。

 さらに、両古墳は密接な関係があったと指摘。日本書紀では、欽明天皇は死後、「古市」で葬送儀礼の一つ「もがり」が行われ、その後に飛鳥に葬られたと記述。「いったん河内大塚山古墳に埋葬されたが、丸山古墳に改葬されたのでは」と推測する。

 狭山池石棺群について西川さんは「水路に転用された石棺だけでは古墳をイメージしにくいかもしれないが、被葬者と結びつけながら当時の人たちに思いをはせてほしい」と話す。

 大阪府立狭山池博物館の特別展では、水路に転用された石棺、修復された唐櫃山(からとやま)古墳(藤井寺市)の石棺などを展示。入館無料。11月4日午後2時から、西川さんと塚口義信・堺女子短大名誉学長の講演会が開かれる。

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