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ブロック塀「速やかな撤去」訴え 点検で担保できぬ安全…専門家「社会全体の課題」

大阪府北部地震で倒壊し、登校中の女児が下敷きになって亡くなった小学校のブロック塀=6月、大阪府高槻市
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 ブロック塀は速やかに撤去を-。大阪北部地震で倒壊したブロック塀によって犠牲者が出た事故をめぐり29日、大阪府高槻市長に地震事故調査委員会(第三者委)が答申を出した。答申では、倒壊の原因を施工不良や劣化によるとの見方を示したうえで、性質上、点検では必ずしも安全が担保できないことを指摘。再発防止へブロック塀の代替策を求めた。一方、点検業者の不備の理由は明らかにならなかったとし、答申には消化不良の部分も。専門家は「ブロック塀の対策は社会全体で取り組むべき課題」と指摘している。

 「設計または施工で規定に反することがあったと認められる」

 第三者委は倒壊した市立寿栄(じゅえい)小学校のブロック塀について、施工上の問題があったと指摘。鉄筋が著しく劣化している部分もあり、ブロック塀の鉄筋は46カ所は3パターンの倒れ方をしたと明らかにした。

 その上で、法定点検については、平成25年度、28年度の仕様書には「目視観察やハンマーによる打診程度」とされていたことから、「ブロック塀の内部構造まで確認するよう求めているものではない」と指摘。ブロック塀を破壊する以外に安全性を確認する方法はないとし、地震を発端とした今回の倒壊は完全に防げるものではない、と結論づけた。

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